【アパレル店員】ストック整理を効率的に行うコツについて

ストック整理 アイキャッチ画像
販売員
販売員
うわ…セール中だからなのか、ストックがぐっちゃぐちゃ…こりゃ大変だ…
久々にこれだけ荒れているのを見たよ…やばいねぇ
店長
店長
販売員
販売員
店長、ストック整理のコツって何かありましたっけ?
基本は品番・サイズ・色順にしまって…
たたんである商品はシワにならないようにピッチリ綺麗にして…
シャツは交互にしまい…ラックに吊るす場合はフックをかけて二重にぶらさげて…
店長
店長
すまん、多すぎてここでは伝えきれん
店長
店長

 

アパレル店員・販売員として、接客販売以外の仕事で重要な付帯業務「ストック整理」。
主に、

・商品が入荷した際
・ストックが散らかっている時
・その他、商品が入らないなどの場合

 

に綺麗に整頓する業務を指します。
バックヤード専門の「ランナースタッフ」がいればあまり関係の無い話ですが、多くはランナースタッフがいない店舗が殆どです。

そんなストック整理ですが、どのように行えばよいのか?
効率的に行うコツについて基本を交えて具体的に解説しますね。

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ストック内の基本事項として品番・サイズ・色順にしまうこと

ストック整理 その1

ストック・バックヤードの整理の基本事項として、品番(商品の種類)・サイズ・色順にしまうことです。
品番(商品の種類)なら

・パーカーはパーカー同士
・ジーンズはジーンズ同士
・チノパンはチノパン同士

 

といった様にしまいます。
さらに細かく説明すると、トップスの場合は

・Tシャツ、カットソー、ポロシャツ
・キャミソール、タンクトップ
・シャツ、ブラウス、チュニック
・ワンピース
・ニット、セーター、カーディガン
・スウェット、パーカー
・その他トップス

 

といった商品がある中で、同じ商品・品番同士で集めるようにします。
そのうえで、

・半袖
・長袖
・半端袖(5分袖、7分袖など)

 

の袖丈で並び替えます。
さらには

・ロング丈
・ショート丈
・ミドル丈

 

の着丈があった場合はその区分も行うのです。
品番(商品の種類)だけで、細かく区分して商品をしまわなければなりません。

それ以外にも

同じ色やデザイン同士で揃える

同じ色やデザイン同士で揃えたら、サイズ順に並び替える(店舗によりますが、基本は下からS→M→L→XLといった小さい順)

 

といった事を行わなければならないのです。
つまりは以下の図のように

ストック画像1

のように並べなければいけません。
もちろんこれはトップス以外にも

・ボトムス
・スカート
・ブルゾン、ジャケット
・アウター
・スーツ、ドレス
・ファッション雑貨
・シューズ

 

なども同様に並べなければいけません。
これらがズレていたりバラバラになっていたりする場合は、都度整理する必要があります。

ストック整理は作業効率がアップし、間接的に売上を伸ばすことができる

付帯業務 その2

なぜこのような面倒なことをするかと言いますと、

・どこにどのような商品があるのか、販売員全員が分かりやすくする為
・お客様の指示で商品をストックから持ってくる際に、時間がかからないようにする為
・売れた商品を売り場に出す際に、素早く行えるようにする為
・入荷した商品や店頭にあった商品を素早くストックにしまえるようにする為

 

です。
これができると、

・商品を店頭に持っていく、ストックにしまう際にムダな時間がかからなくなる
・時間がかからなくなる分だけ、他の作業や接客に時間を費やせる
・ストックから商品を取りに行く際にお客様を待たせない分だけ、間接的に売上アップに繋がるようになる

 

といったメリットが発生します。
逆にこれらを疎かにすると、

・作業効率が悪く、時間のロスに繋がる
・結果として必要以上に残業が発生したり、接客ができなくなったりする
・ストックから商品を取りに行く際、商品を探すのに時間がかかってお客様を待たせてしまい「もういいや」とキャンセルされる可能性がある(売上に結び付かなくなる)

 

というデメリットが発生するのです。
つまり、商品・デザイン・サイズ・色に統一感が無く、ぐちゃぐちゃにしまってあるストックは、

・間接的な売上低下
・商品を探す際のタイムロス
・商品の扱いが雑なので服にシワが入り、クレームや不良品に繋がる

 

ので、ちゃーんと順番通りに綺麗にしまう必要があります。

とは言え、品番(商品の種類)・サイズ・色順にしまうだけではありません。
ストックは広くはなくむしろ狭く、限りある面積の中でしまわなければならないのです。

そんな狭いストック内で効率的にしまうコツについて、さらに深堀りしていきます。

たたんである商品を棚ストックにしまうコツ

ストック整理 その2

主に、

・ジャケット、アウター
・バッグ
・靴
・ファッション雑貨
・スーツ、ドレス

 

以外のたたんでしまう商品を棚のストックにしまうコツについてですが、

・空白を作るようにする
・重ねすぎてシワにならないようにする
・シャツなどの襟部分に厚みがある場合は交互にしまうのがベスト
・ストックに入りきれない場合は紙袋を用いてしまう

 

の4つの方法があります。
これら4つの方法についてさらに突き詰めて解説してきますね。

※カジュアルブランドや低価格向けのブランドであれば、コートやジャケットもたたんでしまう傾向があります

空白を作るようにする

ストック画像2

上の図のように、ストック棚は空白をなるべく作るようにして下さい。
理由として

・商品(特に新規商品)が入荷してきた際にしまいやすいから
・想像以上に商品が入荷してきた際に対応がしやすくなるから

 

です。
常に先を見越して詰めるようにしておくのがベストです。

そうすることによって、商品をストックにしまう際に効率的に行える分だけ、付帯業務の作業軽減に繋がります。

重ねすぎてシワにならないようにする

ストック画像3

一見すると綺麗にしまってあるストックですが、実は横から見ると、奥の方がしわくちゃになっているケースがあります。

まぁ横からは見れませんが、実際に取り出してみると、奥に入っている部分がしわしわになっているということもあるのです。
とは言えシワ対策の為に少しスペースを開けてしまうと、棚ストックに本来しまえるはずの商品がしまえなくなるということもありますね。

こういった場合は

・手を奥に突っ込んでシワを伸ばしてあげる
・両手ではなく片手で手を伸ばしシワを綺麗にする

 

必要があります。
こういった事を行えば、

・ストック棚に空間を開けずに商品をしまえる
・シワにならずに、クレームや不良品扱いにならずに済む

 

といった事ができます。
ただし、

・比較的高価格帯のハイブランド
・ストックに余裕がある

 

店舗やブランドであれば、スペースを開けて商品を綺麗に保つようにして下さい。
特に高級ブランドであれば、ちっとやちょっとのシワはお客様からも先輩・上司からも注意対象です。

シャツなどの襟部分に厚みがある場合は交互にしまうのがベスト

なぜこれを行うかと言いますと、もっとしまえるはずの商品が棚ラックにしまえなくなってしまうからです。

ストック画像4

上の図のように襟を正面にして置くと、奥のスペースが余ってしまうのです。
この画像では6枚棚ストックにシャツがしまえていますが、交互にしまうと倍の12枚しまえることになります。

ストック画像5

この図のように交互にしまえば、無駄な空間を作らず最大限しまうことができます。
シャツを例に出しましたが、

・首元部分に厚みがあるトップス
・たたんで部分的に厚みが出てしまうボトムス

 

なども交互にしまうと、無駄な空間を作らず最大限にしまうことができるのです。

・シャツが多い
・部分的に厚みがある商品が多い

 

場合は、このしまい方を取り入れましょう。

ストックに入りきれない場合は紙袋を用いてしまう

ストック整理 その3

棚ストックにどうしても入りきれない程の商品が入荷してきた場合、紙袋を用いてその中にしまうようにして下さい。
紙袋にしまう商品は

・重量として重くない商品(カットソーやTシャツ辺りが無難)
・数が少ない商品(品番・色・サイズ含む)
・稼働が鈍そうな商品(売れない、死に筋の商品)

 

が良いです。
あくまで臨時の収納方法なので、どうしてもの場合はこのような手法を取りましょう。

元々こういった収納方法を積極的に行っている店舗は別ですが。

什器やラックを使用したストック整理の場合

ストック整理 アイキャッチ画像

今度は什器やラックを使用したストック整理のコツです。
コツの前に、什器やラックをかける商品の多くは

・スーツ
・コート
・ドレス
・ワンピース(高価格帯のブランド)

 

などです。
どうしても棚のストックと比べると什器は場所を取るので、

・コートやジャケットなどの厚手のもの
・スーツやドレスなどのシワになってはいけないもの

 

を優先します。
先程挙げた商品以外の衣料品は基本的にラックにかけないようにして下さい(高級ブランドの場合は例外アリ)。

そんな什器ラックを使用したストック整理のコツですが

・什器に高さがあれば、ハンガーにフック等を用いて二つにしまう
・2段ラックの下に着丈の長いコートは吊るさない

 

が基本です。
これら2点についてさらに深堀りしていきます。

什器に高さがあれば、ハンガーにフック等を用いて二つにしまう

ストック画像6

上の絵のように、荷造りの紐辺りをわっかにして、ハンガーにハンガーを重ねる方法です。
どちらかと言うとコート専門店やダウンジャケット専門店で多い手法ですかね。

これを行うと、

・ハンガーの厚み分だけ1.5倍~2倍程ラックに収納できる

 

のです。
ただし、

・什器ラックが高くないと商品の裾が引きずって汚れる
・ハンガーが脆いと壊れる可能性がある(もしくはかかっている洋服が重すぎると壊れる可能性がある)

 

ので、注意して行って下さい。
経験上ハンガーが壊れた試しは無いので、問題は無いと思いますが(この手法を取り入れる店舗は主に百貨店系の高価格帯ブランドが多い為)。

2段ラックの下に着丈の長いコートは吊るさない

何となく分かるでしょうが、2段ラックの下に着丈の長い商品。
コートなどを吊るすと裾が引きずるので止めて下さい。

高さを保っているのであれば問題ありませんが、引きずるかけ方は論外です。
もし下に隙間があるのであれば、引きずらない

・ジャケット、ブルゾン
・上下スーツ

 

などが無難でしょう(場合によってはトップスも可)。

ストックがあちこちにあるうえに遠くにある場合

付帯業務 その6

百貨店などに多く、ランナースタッフがメインとして行わなければならない作業ですが、複数ストックがある場合は

・店舗の売れ筋と死に筋を分ける(死に筋は店舗から離れたサブストックへしまう)
・売れていても店舗で扱わない商品は、店舗から離れたサブストックにしまう
・同じ商品が多すぎてそこまで売れていない場合は、ある一定量だけ残して店舗から離れたサブストックにしまう

 

のが基本です。
つまりは、

・売れていない商品
・店頭に扱っていない商品
・多すぎる商品

 

は店舗から離れたストック(サブストック)にしまうのが鉄則です。
もしお客様などに

お客様
お客様
〇〇の商品ってある?

 

の〇〇が店舗から離れたストックに置いていた場合は、頑張って取りに行きましょう。

まとめ

店舗ストックの整理を効率的に行うコツについて解説しました。
簡単なようで奥が深いストック整理。これらの技法を覚えて、より上手にストック整理を行えるようにして下さい。

販売員
販売員
そんなに多岐に渡っていましたっけ?
まぁ店舗やブランドにもよるが、大まかにはこんなやり方ではあるな
最低でも品番・サイズ・色順にしまうってことだけでも覚えておこうな
店長
店長
販売員
販売員
店長は高学歴・高収入・高身長の順に男性を選ぶんですよね!
いや違う!高身長が先だ!
私は身長166cmあるから背が高い男の人が優先になる!
店長
店長
販売員
販売員
あ…はぁ…(男性選びにこだわってるなぁ…)