【アパレル接客販売】上品に見える言い回しまとめ【脱かわいい】

2020年7月15日

言い回し アイキャッチ画像
こちらの商品かわいいですよね~!
販売員
販売員
ただ今セール中なので、めっちゃ安いですよ!
販売員
販売員
店長
店長
なぁ、ちょっと言葉遣いの言い回しについて考えてみよう…
例えばかわいいじゃなくてフェミニンとか、安いじゃなくてリーズナブルとか
へ?言い回しですか?
販売員
販売員

 

アパレル店員としてお客様相手に接客販売をしていると、言葉遣いや言い回しに関して指摘されることが多々あります。
特に、ある一定の高価格帯のブランドとなる「安い」だの「めっちゃ」だの「そうです」といったセリフはタブーかと。

もちろん低価格向けのカジュアルブランドにおいても、一部のフレーズや言い回しに上司や先輩から指摘されることがあるでしょう。
とは言え、安いものは安いし、かわいいものはかわいいと言いたいが、適切ではない。

では一体どういった言い回しが適切なのか?
上品に見える言い回しをいくつかまとめましたので、参考にしてみて下さいね。

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上品に見える言い回しについて

動的待機 その3

よく販売員が使う言い回しをまとめて、要改善項目として挙げてみました。

かわいい → フェミニン・カジュアル・ガーリー
安い → お求めやすい・リーズナブル
豪華 → ゴージャス
赤や緑などの原色などを用いた色 → アクティブ
派手 → ラグジュアリー
めっちゃ、超、ヤバイ → 凄く、非常に
そうです → 左様でございます
男っぽい → マニッシュ

 

例えば、

デザインや柄とかめっちゃかわいくて、これ一枚でかわいく着こなせますよ
販売員
販売員

 

ではなくて

〇〇のデザインが非常にフェミニンで、これ一枚でガーリーな着こなしが可能です
販売員
販売員

 

といった言い回しをするのが良いでしょう。
特に「かわいい」という言い回しにおいては

・女性的な色合いやデザインだからかわいい → フェミニン、ガーリー
・女性的な要素は無いがかわいいorメンズブランドの商品でかわいい → カジュアル

 

と、性別や商品の色合いやデザインで使い分けるようにして下さい。
また、セール品などで

こちらの商品は50%オフなので、安いですよ
販売員
販売員

 

ではなく

こちらの商品は50%オフなので、お求めやすくなっていますよ
販売員
販売員

 

といった言い回しがベストです。
意味はほぼ同じですが、別の言い方に変えるだけで一気に品良く見えるので、極力使うようにしましょう。

初心者のうちから上品な言い回しに慣れるのが良いんですが…。
初心者の場合は言葉遣いやら言い回しやらにそこまで覚えていられないと思うので、注意されないうちは

かわいいですよね~
販売員
販売員

 

といった安っぽい言い方を使って問題ありません。
接客販売に少しずつ慣れたら、言い回しを変えるようにしましょう。

カラー・柄・デザインによる言い回しについて

言い回し その1

接客をしていて、商品の色合いや柄・デザインについて上手に伝えられない販売員も結構いらっしゃいます。
それこそ、

グリーンの色合いが…かわいいですよね
販売員
販売員
ビジューがいっぱい付いていて…綺麗ですよね
販売員
販売員

 

と、何かうまい言い回しが見つからないもの。
そこで、カラー・柄・デザインなどで上手に伝えられる言い回しを、以下にまとめました。

ちょっと何て言えば良いか分からないという方は参考にしてみて下さい。

緑や黄色などの原色系 → アクティブ(赤の場合はラグジュアリーなど)
原色ではないが、明るく活き活きとした色合い → カジュアル
派手な柄やデザイン → ラグジュアリー、ゴージャス
紺やグレー、黒といった寒色系 → エレガント、シック
茶色やグレーなど、風土の強い色 → クラシカル、クラシック
白や水色といった夏らしい爽やか色や柄 → クリアー
淡いピンクや黄色、白など女の子らしい色合いや柄・デザイン → フェミニン、ガーリー
黄緑や白、ベージュと春らしい色合いや柄 → フレッシュ、カジュアル
モノトーンを基調にした寒色系の色合いやデザイン → モード

 

例として、お客様が赤のチェスターコートを手に取ったら

赤の色合いがラグジュアリーに着こなせます
販売員
販売員

 

など。
また、茶色のトップスを手に取ったら

茶の色合いがクラシカルに着こなせます
販売員
販売員

 

といった接客をするのが◎

ただし、色はラグジュアリーだがデザインがカジュアルに見えるといった事もあり得るかと。
その場合の優先順位として、

カラー<柄<デザイン

 

の順に言葉を選んで下さい。
例えば、赤色のチェスターコートと派手な色合いだが、素材感やカッティングなどカジュアルなデザインであれば、

色合いは赤と派手感があってラグジュアリーです
しかし、〇〇のデザインや素材感が落ち着きのあるアクセントとなっているので、そこまでラグジュアリーさが無くカジュアルに着こなせます
販売員
販売員

 

と、派手さがあってラグジュアリーだが、全体的にはラグジュアリーではない(むしろカジュアル寄りだ)という、全ての説明をする接客が良いでしょう。

デザインが〇〇だからカジュアル!
販売員
販売員

 

と言っても

お客様
お客様
いや、赤色だよ?派手じゃね?

 

と思われてしまいます。
「YES BUT法」を用いて、

お客様の仰る通り派手です
しかし、〇〇のデザインがカジュアルさが強くなっており、派手さが抑え目になっています
販売員
販売員

 

という段階的な接客方法を行うのも良いでしょう。

YES BUT法について詳しい内容はコチラ↓

色合いの言い回しを解説しましたが、

・デザインが凝っている
・派手な色だが柄が地味

 

のであれば、デザインや柄を優先して解説してしまって問題ありません。



チープな言葉遣いはブランドの品位を下げます

接客したくない アイキャッチ画像

そもそも何で

かわいい!かわいい!
販売員
販売員
安い!安い!
販売員
販売員

 

と、分かりやすいセリフはNGなのか。
それは単純に、安っぽい言い回しだからです。

安い安い!
販売員
販売員

 

なんて言ったら、まるで叩き売りをしているかのように見えて、ブランドの価値を下げてしまいます。

かわいいですよね~
販売員
販売員

 

という、多くの販売員が使うフレーズも安っぽさが否めません。
低価格向けのカジュアルブランドなら許されますが、品位を保ったブランドであれば、イメージが悪いでしょう。

始めのうちは慣れないので、訓練して徐々に慣れて下さい

言い回し その2

先程の言い回しですが、慣れてない人がいきなり実践でぱっと使えるものではありません。
それに癖がついてしまっていて、ついつい

かわいいですよね~
販売員
販売員
安いですよね~
販売員
販売員

 

と言ってしまうことがあるかと。
慣れていない、癖が付いてしまっているのは仕方無いので、少しずつ修正して頂ければ大丈夫です。
むしろ、意識し過ぎて

・変な接客になってしまう
・接客が怖くなってしまう

 

のであれば、致命的です。
段階的に修正していけば問題ありませんので。

まとめ

アパレル接客販売で上品に見える言い回しを

・よく耳にする言い回し
・色や柄、デザインによる言い回し

 

について、まとめ形式で解説しました。
これらの言い回しを参考にして、ブランドの価値を高められる上品な接客をして、お客様から信頼を得られるようにしましょう。

こちらも併せて

販売員
販売員
言われてみたら「安い」とか「めっちゃ」とかは品位が下がりますね
販売員の接客対応次第でブランドの価値を上げる事も下げることもできちゃうからな
店長
店長
できれば値段以上に見える言い回しを行うと、より一層売れるようになるぞ
店長
店長
販売員
販売員
恋愛とは真逆ですね…
女性が仕事できる、家事できる、収入ある、ルックス良い、上品な立ち振る舞い…ってなると、男の人が引いてしまいますし
え?恋愛ってそうなの!?そうだったのか…
店長
店長
販売員
販売員
あれ?店長なにか思い当たる節とか?
い…いや!何も!!
店長
店長